平城遷都1300年祭:マスコットキャラに市民から批判
 
 
 今日、朝起きて新聞をひらいて卒倒しそうになった。
一面の記事にあのおぞましいキャラクターが。
 せっかく忘れかけてたのに。 また今日の夜は
うなされるじゃないか。
 
でも、私みたいにこのキャラクターに違和感を覚える
人が他にも居て、しかも心ある人が撤回運動までされている
ことを知ってちょっとだけ安心した。
 
ともあれ、関西中の電車の吊り広告や駅のポスターでこのキャラ
を見ない日が無いような状況だけは御免被りたい。
私にとっては、ふんどし姿の男よりもよほどこのキャラの方が
醜悪に思える。
 
最悪、記事にあるように、協会側が再考の意思が無いのであれば
せめて奈良県内だけでの使用に限定していただきたい。
はっきりいって、このキャラを全国、全世界に配信するのは
知的な公害だと思う。
そして、このキャラクターを目にする可能性がある期間は
私は、奈良と名の付くところには絶対に足を踏み入れない。

 
 
追記
 

本日、毎日新聞の紙上にてキャラクターのニュースと
玉虫厨子の復元の記事を読みました。
試しに、キャラクターと復元玉虫の厨子の写真を
並べて見ました。
とても違和感を覚えました。 多分、東大寺や興福寺、奈良国立
博物館、薬師寺、法隆寺等の至宝の数々と並べても同じ違和感を
覚えると思います。 奈良市内の景観にもそぐわないと思います。
籔内佐斗司さんの他の作品も存じておりますが、あそこまでデフォルメ
されて現実味の無い作品を存じません。 
正直、あのマスコットキャラクターが立体化され奈良を闊歩
している姿を想像すると、奈良に行きたくなくなります。
それに、宣伝ポスターや各種メディアであのキャラクターを
毎日目にすると思うと憂鬱な気分になります。
どうか、マスコットキャラクターのご再考をお願い致します。
それが無理なら、どうか奈良県下での限定使用にしてください。

 
以上のように、平城遷都1300年記念事業協会事務局
に意見を投稿した。