- 寄席通い
前々から一度行って見たいと思ってた、中崎町 コモンカフェの
たまの小劇場に行ってきた。
まず、挨拶にたまさんが出てこられた。 予定外のゲストで
笑子さんが一席やられるとのことだった。
日本で日本語で落語をやられるのが初めてとのことで、
気合入れて聴かせていただいた。 演目は動物園。
ニートの息子に母親が仕事を勧める設定になっていた。
サゲもその設定の延長線上に変えられていた。
日本語で初めてということは、このネタを英語でやって
おられたと思われる。 貴重な噺を聴かせていただいた。
続いて、智之介さんの、 野ざらし。 夏以降久しぶりに
拝聴する。 マジックも披露してはった。 このネタも
神戸以外で聴いたことがなかったので、とても新鮮に
思えた。
続いて、たまさん。 ホスピタルがいいか、道具屋が
いいか、客席に問いかけた結果、ホスピタルに決定。
この噺は、実のところ初めて聴いた。 たまさん節
炸裂でおもろかった。
次に雀喜さん。 自作のポイントカード。
僭越ながら申しあげると、ポイントをくれる店の店員やおやっさん
に目線をやって聴いたらいいのか、ポイント貯めてる主人公に
目線をやって聴いたらいいのか、途中から聴いていてちょっと
混乱した。
中入り後、たまさんの二席目は、近日息子。
近所のみんなのやり取りがどっと膨らんでいて、
方々からツッコミがはいりまくるのがおもろかった。
ついでと言っては怒られるけども、実のところどうやって
コモンカフェで落語会やるのかも興味があった。
店内を必要最小限、カーテンで仕切って高座を拵えて
おられた。 普段は２０席そこそこのスペース
なのに、こうやって椅子を並べて高座拵えて、
何の違和感もなく落語が聴けるっていうのも、また
凄い事だなと思った。 また行こうと思う。