女将「営業許されない」、船場吉兆「のれん」17年で幕


「のれん」は人が育てるもので、「のれん」が人を育てる事は絶対無い。
「のれん」は一種の旗印で、確かに守るべき人たちにとっては何物に変えても
守り抜かなければならないものだろうけども、客にとってはそんなことはどうでも
いいことだ。 
客より、「のれん」を育てる側の人間より、「のれん」自体を第一に考えた
報いがこれだ。 

結局、最初から「のれん」にかけて謝罪する、改める。誓うってことができなかったのに、
最後まで「のれん」にこだわり続けた女将さんは、この先も多分、考えを改めることは
決して無いと思われる。