陰日向に咲く [雑記]
映画を見てきた。
「陰日向に咲く」
原作は出版されてからすぐ入手して
読んだ。 正直、つかみ所がないところ
結局だれも救われて居ないけど、なんとでも
とれる結末。 が面白いと思った。
これを悪く言うと、脈絡が無く、オチも
よく分らない。 になるわけだけども
そう考えても面白いと思った。
映画にもそれを期待していた。
映画に対する結論、並みの映画。
無理やり設定変えて感動のフィニッシュ
に持っていかれても困る。
特に、無理やりの感動を作る為に
映画オリジナルで設定したキャラ設定
に原作の持つ有機的つながりが希薄
化してしまってる点と、感動のラストに
結びつける為の、映画の芯になる部分
のキャラ設定に致命的欠陥がある点が
非常に残念だ。
台風の場面に金かけすぎた、時間を
費やしすぎたようにも思う。
- 作者: 劇団ひとり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
- 出版社/メーカー: VAP independent(VAP)(D)
- 発売日: 2008/01/09
- メディア: DVD
タグ：映画
namakoさんこんばんは
原作が頭に入っていると素直に映画に入っていけないということはありますよね。
映画は別物になってしまっているのかなと想像します。
陰日向に咲かせるは花どんなかな？
by ofil425 (2008-02-09 20:18)
＞ofil425さん
こんばんは。
それぐらい、この原作が強烈だったんです。
ほんの手慰みに買って帰って、最後には
強烈なショックを受けました。
陰日向に咲く花は名も知れぬ地味な花
だと思います。
ただ原作読んだ時は、陰・日向に咲く、
陰だったところに薄日が差し込んだ時
薄暗い日向に咲く、陰日なた無い事に
咲く。 みたいに深いなと思った次第
でして。
by namako (2008-02-09 21:38)
おはつです。原作とのかかわりが映画は難しいですよね。原作は超えれませんよねえ。かといって原作と全く同じ雰囲気を出すのは難しいし。うーーん。やっぱり良い作品は本でよみたいものです。
by 尚武帝 なお (2008-02-29 23:22)
はじめまして。
極、稀にですけど原作を映画が
追い越しちゃうことも有るには
あると思うのですが、最近そういう
映画にめぐり合ってないです。
特に、この作品は原作が良かったから
よけいに。
by namako (2008-03-01 17:03)