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訃報 アーサー・C・クラーク [雑記]

「2001年宇宙の旅」アーサー・C・クラーク氏が死去


この人の存在自体、既に人智を超越してて、
この先、何百年か生き続けるもかもしれないって、
半ば、真剣に考えていた。 少なくとも私なんか
よりよほど長生きされるに違いないと思っていた。
既に、永遠普遍の存在だと思っていた。

この人が居なければ、活字でSFに親しむ事も
無かったと思う。
この人の短編集が好きだった。特に
白鹿亭綺譚 私が初めて買った、
アーサー・C・クラークの本だ。

白鹿亭綺譚

白鹿亭綺譚

  • 作者: アーサー C.クラーク
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1980/08
  • メディア: 文庫


心から、ご冥福をお祈りする。



ーーー以下引用ーーー

「2001年宇宙の旅」アーサー・C・クラーク氏が死去

【ロンドン=本間圭一】英メディアによると、「2001年宇宙の旅」などで知られる英国のSF作家アーサー・C・クラーク氏が18日、スリランカで死去した。
 90歳だった。心臓発作や呼吸困難が死因に関連すると見られる。豊かな科学的知識に基づき、人類と宇宙に関するドラマなどを80作品以上も描き、SF界の巨匠と呼ばれた。衛星の利用など、重要な科学的提言も行った。
 1917年、英国南西部マインヘッドの農家に生まれた。地元の学校を卒業後、36年にロンドンに移り、天文学や宇宙飛行を研究する団体に加入。第二次世界大戦では、英空軍将校として航空機の着陸を誘導する任務などを担当。戦後の45年、静止軌道で衛星間の通信を行う構想を打ち出し、後に実用化された。
 46年に作家として本格的な活動を始め、人類と宇宙の接点を描いた「前哨」(48年)や、世界の将来をテーマにした「未来のプロフィル」(62年)などを発表。惑星探査や人類の進化を扱った代表作「2001年宇宙の旅」は、68年に同名の映画(スタンリー・キューブリック監督)として公開され、高度な特殊撮影の技術などから、SF映画史に残る名作となった。
 56年にスリランカに移住、水中探査などにも取り組んだ。95年以降は、車いす生活を余儀なくされたが、著作活動は継続。昨年12月に90歳の誕生日を迎えた際には、宇宙人との遭遇を祈っていたという。

- 読売新聞 [03/19(水) 11:29]


 


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yutakarlson

21世紀は鯨の時代?
こんにちは。クラーク氏がなくなりましたね。最近もある本を読み返したばかりです。それは、「海底牧場」という書籍です。この小説では西欧の人でも、過去には21世紀には鯨の時代になる可能性もなきにしもあらずと思っていた時期もあることがわかります。私は、アーサー・C・クラークの海洋SF小説「海底牧場」を題材として、鯨を含む海洋資源と海洋開発の重要性と、将来性などについて書いてみました。この小説の主人公は、何と生粋のオーストラリア人です。さらには、オーストラリア領海内の島から牧鯨の基地になっています。未だに私達に影響を与え続けるクラーク氏は素晴らしい人だったし、これからも語り継がれていくことでしょう。是非ご覧になって下さい。

by yutakarlson (2008-03-19 16:34) 

namako

昔、手を伸ばして挫折した本です。
ちょうど、鯨が高嶺の花になりかけていた
頃です。 そして、私は挫折っていう言葉
自体にも敏感に反応していた頃でもありました。
確かに、今なら読み返せるかもしれません。
ありがとうございます。


by namako (2008-03-19 17:42) 

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