読了 [読書]
鈴木亜久里の挫折―F1チーム破綻の真実 (文春文庫 あ 51-1)
- 作者: 赤井 邦彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 文庫
鈴木亜久里の挫折 -F1チーム破綻の真実-
昨日、F1では新しいチャンピオンが誕生した。
今年のF1のシーズンもいろいろあった。
スーパーアグリの破綻しついては、何故そうなったのか
興味をそそられるところであった。 そして、個人的
には現在のF1のあり方について一石を投じるに
余りある出来事だと思っていた。 だから、この事実
を風化させてはいけないとも考えていた。
本書が書かれた時期は今年の7月ごろとのことだ。
現在行なわれている訴訟の事にも触れてあった。
本書によると破綻の決定打は、ばんせい証券の一社員
が持ち込んだスポンサー SSユナイテッドとの契約不履行
及び、それに伴う融資問題に端を発するということらしい。
ホンダは悪くなく、最後まで支援に奔走したとのことだ。
その後のスポンサー獲得活動及び、チーム売却交渉も
不調に終わり結局はチームはF1撤退を余儀なくさらたらしい。
結局、報道をつなぎ合わせてこれまで知っていた事実の
つなぎ合わせと言う印象しか得られなかった。
本書にも、日本のモータースポーツに対する理解の
低さが記されていたけども、そんな事は改めて言われる
事実ではない。 穿った見かたをすると、理解度が低い
一般人に事の次第を事細かに言っても無意味だって
言われているような内容だった。 B4見開き2枚で
まとめられる年表に箇条書きで注釈を入れたような。
一般人に事の次第を事細かに言っても無意味だって
言われているような内容だった。 B4見開き2枚で
まとめられる年表に箇条書きで注釈を入れたような。
F1 にはあまり詳しくないですが^^;
スーパーアグリの件は驚きでした。
日本の技術との連携が見れると思っていたのに・・・
by slash (2008-11-04 05:34)
当初はホンダの札付きで完全なセカンドチーム
だろうと思ってました。 それが、途中でそうじゃない
ことが判ってきて、アグリの現役時代のことが思い出されたり
して、最後はなんか複雑な心境でした。
by namako (2008-11-05 13:04)
...もともと欧州のメーカー達の単なるスピード競争ですからね。
それにしても、スパイやらボイコットやら理不尽なレギュレーション変更やら、最近はブラックな話題が多いですよね。
by sirokuma (2008-11-06 12:07)