恋雅亭 ３６３回公演

もとまち寄席　恋雅亭　第３６３回公演
２００８年１１月１０日
風月堂ホール

演目

金明竹　　　　　　　　　　　　桂　阿か枝
看板の一　　　　　　　　　　 林家そめすけ
七度狐　　　　　　　　　　　　桂　米平
源太と兄貴　　　　　　　　　 笑福亭仁智
中入り
鬼の面　　　　　　　　　　　　桂　梅団治
代書屋　　　　　　　　　　　　桂　雀々

ここ２ヶ月、足を運ぶ事ができなかった恋雅亭に
久々に行く事ができた。
私の落語の定点観測ポイント。
やっぱり落ち着く。
定刻どおり、６時３０分に二番太鼓、
まずは、阿か枝さん。
恋雅亭の３０周年記念公演で聴きそびれてるから、
今回は、気合を入れて聞かせていただく。
次は、そめすけさん。　実のところ、そめすけさんは
ものまねでしか知らない。落語は初めて聴かせていただく。
やはり気合いれて聴かせていただいた。
続いては、米平さんの七度狐。　私がやると狸にしか見えない
なんておっしゃってたけども、そんなことはなかったです。
清く正しい七度狐。　久々に聴けてうれしかったです。
中トリは仁智師匠。　散髪を失敗したとかで、丸坊主で
登場なさった。　そう言えば、お弟子さんの智之介さんも
今は坊主だしな。　なんて思ってるうちに、源太と兄貴で
やられまくった。　中入り後、　梅団治さんは鬼の面だった。
いままで、生で一度しか聴いたことない噺だった。　その時は
八天さんだった。　演者によってこの噺もだいぶ感じが変るな
と思った。　おもろかった。　そして、トリは雀々さん。　
これにも、やられた。　松本留五郎が出てくる、正調の枝雀師匠
版の代書屋。　ポンです。　って聴いた瞬間、なんか感動してしまった。
活字と映像でしかしらなかった、枝雀師匠版の代書屋が目の前で
演じられているのを半ば夢心地で聴かせていただいた。

タグ：落語 神戸 恋雅亭

コメント 2

寄席か、行って見たいな～、
本当にうらやましいです。

by fuku_kmy (2008-11-11 12:32) 

＞fuku_kmyさん
今回は、常設の寄席ではありませんが、
ここもまた、いい雰囲気なんです。
ライブハウスでもない、遊園地でもない、
映画館でもない、芝居小屋でもない。
独特の雰囲気があります。

by namako (2008-11-12 12:50)