2014/11/22 メッツラーファントラックデイ 鈴鹿ツインサーキット [自動車・バイク]
2014年11月22日 鈴鹿ツインサーキットでメッツラーファントラックデイに参加してきました。
とりあえず、7時30分の受付に間に合うように家を出て、毎度お馴染みの針テラスへ。流石に誰も居ない。
それから、余裕を持って会場到着。ピットで準備して、車検受けて。
いままで、390DUKEはおろか、KTMのほかのバイクとサーキットを走ったことは数える程しか
無いので、たくさんのKTMのバイクがサーキットに居る。 しかも、勝手知ったる鈴鹿ツインに居る。
ってことがうれしかった。
昼飯もうまかったし、楽しかった。
いろいろ情報交換もできたのが、よかったことその1。
メーカーの人曰く、390DUKEのフロントが切れ込むのは、
1.寝かせすぎ。
2.リアのプリロード不足。
とのことだけど、寝かせられないバイクがコーナーに早く進入する為には、まず遠心力と戦う必要がある
わけですが、おっ立ったままで速度に見合った旋回スピードを維持出来るってことは、寝かせば更にハイスピード
で旋回できるってことだから、現状ではゆっくりコーナーに進入してください。 このバイクは曲がりません。
って言われてるのと同意だから、1.の説は却下。 リアのプリロードかけるとフロントが負ける。 フロントが
フルボトムした状態でノーマルのプリロードを全開でかけると、フロントリアの加重が完全に抜ける瞬間が出来る
訳だから、そのままスリップダウンする確立が増すだけだから、結局、このバイクは曲がりません。ってことだけ
にしかならないから2.の説も却下。
じゃあ、どうすれば善いのか。 これは、先週ディーラーさんにも話を聞いた事を今回、別の人にも聞いて、
同じ事考えてる人が居るんだ。 と思ってうれしくなった改修案があります。
どうするのかと言うと、リアの車高アップとフロントのスプリングのシングルレート化。
これでバンク角も稼げるし、現状リジット状態でコーナリングしているのがよりコントロールがやりやすくなる。
これでコーナリングスピードが稼げる。 ついでに、今回仕入れたありがたい案として、フロント加重をもっとかけられる
様にハンドルとハンドルのマウントの交換。 割りに簡単で効果的だと思える改修案。 これを仕入れられただけでも
本当に参加出来てよかった。
もし、現実化の暁にはせめてカップ仕様のCBRにはついて行けるようになるような気がする。
そして、よかったことその2はRC390にコース上で試乗できたこと。
先導付きで2週の試乗だったけど、いろいろ試せた。 なにせ、ついさっきまでDUKEで走ってたコース
だから、同じライントレースすれば違いが歴然だった。
前後のサスはDUKEより固め。 基本の部品構成はDUKEと同じとのことなので、キャスター角とフロントの
突き出し量の違いが効いていると思われる。 DUKEより良く曲がる。 それと、ハンドルポジションの違い。
フロント加重が抜けない。抜こうとしても抜けない。 パッコンウィリー狙ってもフロントが上がらない。
結果として、DUKEより安心して曲がれる。 ポジション的にはそんなに前傾ではないし、ハンドルも遠くない。
古のKAWASAKI ZZR250みたいな感じ。
次に、1次、2次ともに減速比がDUKEと違うので、実のところDUKEより1速低いギアでコーナーに突っ込んでいける
減速比の違いから言うと本来は加速が鈍くなるはずだけど、実際は1速まで使い切れるので加速もDUKEより
鋭い。 先導付きってことでストレートでの最高速まではチェック出来なかったけど、130kmまでの到達時間は
DUKEより短いことだけは確認できた。 DUKEのスプロケ変えてみようかと考えてみたりして。
それから、最低車高の違いによるバンク角の増加。 これはデカイ。 スペック上たった8mmの違いだけど、
それだけで全然違う。 安心してバンクさせることが出来る。 ただ、ステップは多分、摺る。 あと2cmぐらい
上についていてもいいんじゃないかと思う。 そうしたら、アンダーカウルかケース摺ることになるんだろうけど。
でも、DUKEより全然マシ。
最後にタイヤ。 試乗車はメッツラーM7を履いてたけど、M5やロッソ2と比べて感触がよかった。
試乗枠1番目に完全冷間状態で乗り始めたけど、現在のDUKEのタイヤロッソ2の冷間発車時よりグリップは
2割り増しぐらいに感じられた。 流石にたった2週で耐久性うんぬんまでは分からないけど、時期タイヤの有力
候補にと考えます。
ついでに、唯一の不満点。 シフトロッドエンドはDUKEと共用。 ガタツキ必至なので、
真っ先に交換しなければならないと思う。 だったら、ついでにシフトアームも。
この辺だけは何とかならないものかと思います。
ともあれ、近い将来サーキットでRC390に会うことになるだろうから、一日の長を活かして
負けないように腕を磨くのと小改修に勤しもうと思います。
試乗はしなかったけど、RC125も居ました。
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