SSブログ

花花寄席 [寄席通い]

吉本興業:落語定席、うめだ花月に「花花寄席」

まずは、吉本興業が落語が売り物になると認めてくれた
ことが、落語ファンとしてうれしい。
そして、笑いの供給源として、漫才、新喜劇の陰に
隠れた感が否めない落語が、過去の栄華を取り戻す
一つのチャンスを掴んだことがうれしい。

漫才にしろ、新喜劇にしろ、テレビよりは生の
方が、舞台の空気、客席の空気、臭い、雑音、
その場の温度など等、五感をフル回転させて
楽しめる。 落語は更に、デリケートだ。
噺を聴く体勢にならないと楽しめない。
客の立場で言うと、そのへんがとても
スリリングだ。 こんな感覚は生で無いと
味わえるのものではない。
をれを味わえる場がまた一つ出来る。
本当にうれしい。
これで、演芸・お笑いの勢力図は
確実に変わる。

当面は若手の出演とのことだけども、
パワフルな噺家さんがいっぱい
居られる。 そのうち、大師匠を引っ張り出す
ぐらいの心意気で是非ともこの寄席を盛り上げて
いただきたいと思う。

ひょっとしたら、松竹芸能もこんな流れに追従して
きてくれないかなとも思う。 そうなれば、
文枝 仁鶴 染丸一門の梅田花月
春団冶 松鶴 一門の松竹芸能
みたいな感じで、大阪に出て行けば
いつでも待たずに落語が聴けるなんて
環境も夢じゃない。 それこそ映画を
見る感覚で。
そういう環境は、私は知らない。
ただ、今ならそれも可能ではないの
かと思う。 そうなってくれたら、
狂喜乱舞する。

***以下引用***
吉本興業:落語定席、うめだ花月に「花花寄席」--来月から

 吉本興業が3月3日から、うめだ花月(大阪市北区)で梅田花月「花形落語寄席」(花花寄席(はなはなよせ))を始める。毎週平日に開催する定席(じょうせき)の形態で、同社の落語の“定席”は戦後初めてという。大阪では、定席「天満天神繁昌亭」が盛況を続け、さらに上方落語を舞台にしたNHKの連続ドラマも放映中とあり、落語人気は過熱しそうだ。

 「花花寄席」には中堅・若手落語家約50人が中心になり週替わりで出演する。現在利用していない月~金曜の午後1時(祝日は午前10時)から約2時間で、1日6席の予定。寄席らしくマジックなども入れる。前売り1800円、当日2000円と繁昌亭より少し安め。

 また、国立文楽劇場(大阪市中央区)も、奇数月に開催している上方演芸特選会を、今後「ぶんらく寄席」と名称を変え、落語を増やすことを検討している。

 繁昌亭の恩田雅和支配人は「落語を広く知ってもらういい機会」と話している。【濱田元子】

毎日新聞 2008年2月4日 大阪夕刊


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Oh My ぷじょー二度漬け禁止 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。