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一種の廃仏毀釈かな [ニュース]

仏さま“救出”にトリアージ…京都の消防署


仏像を単なる芸術、工芸品ととらえるならこれも有りだけども、
信仰の対象として考えたら、これは有りでいいんだろうか。
価値のあるなしで、ってドライな感情だけで割り切れない
世界だと思うのだけども。
と、いいつつ仏像を見て手を合わせてしまったら負けと
思ってお寺めぐりをしてる私が言う事ではないのだろうけども。


 

仏さま“救出”にトリアージ…京都の消防署

  寺社で火災が起きた際、所蔵する文化財を搬出して被害を最小限に食い止めるシステム作りに、京都市の消防署が取り組んでいる。
 災害時に、けがの程度に応じて負傷者の搬送・治療の優先順位を決める「トリアージ」を応用したり、文化財の位置を示す図面を作ったりして、効率よく<救出作戦>を進めるための試み。市内の寺社には、仏像、美術工芸品など国宝や重要文化財が1600件以上あり、各消防署は実用化を急ぐ。
 これまで各消防署は、建物内の文化財の配置までは把握しておらず、火災現場からの搬出で混乱することも多かったという。今年5月に起きた長楽寺(東山区)収蔵庫の火災では、重文の仏像彫刻7体や古文書類を無事運び出したが、その時点では価値がわからず、手当たり次第に搬出した。
 管内に世界遺産・清水寺などを抱える東山消防署(同)は昨秋から検討。緊急時に運び出す優先順位を明確にするため、トリアージにならった仕組みを考案した。
 名称や4段階の文化財指定区分、大きさ、配置などを記したタグ(札)を文化財ごとに作成。火災時は優先度の高い順にタグを消防隊員に手渡し、隊員はタグを元に捜して搬出する。
 また、長楽寺の火災を教訓に、識別しやすいようにタグは写真入りに。六波羅蜜寺(同)をモデルに、国宝や重文など15件のタグを試験的に作っており、さらに改良を重ねるという。
 一方、南消防署(南区)は、寺社の建物の平面図に文化財の位置を記号で示す方法を考えた。記号は、指定区分ごとに「○(国宝)」「◎(重文)」などとし、それぞれの搬出に必要な人数を青(1人)や赤(2人以上)で色分けする。
 同市消防局は「あらゆる手立てを整えることが重要。日本が誇る京都の文化を守るため、実用化を進めたい」としている。
- 読売新聞 [11/22(土) 18:09]

タグ:仏像
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GT-FOUR

東京○学病院の防災訓練に参画したことがありますが、人間のトリアージでも、実際にやってみると、まだまだ課題が多く残されているようなので、仏様のトリアージも一筋縄では行かないような気がします(^^;
by GT-FOUR (2008-11-24 23:48) 

namako

>GT-FOUR
モノでも一筋縄ではいかないものが
人間でっていうのはもっと難しいです。
逆に、トリアージなんて行わない方法って
いうのもあるんじゃないかとも思います。

by namako (2008-11-26 12:27) 

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